残暑が厳しいこの季節、映画好きなうちの家族は二手に分かれてパパと長女はキングダム。
私と次女はバービーを観ました。

全米№1ヒットと前評判が良かったので、どんな物なのかと見始めると・・・
最初の映像から斬新でしたΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

太古の昔から女の子は人形を赤ちゃん、自分はお母さん役として遊んでいましたが・・・
バービーの登場により、お人形遊びの概念が
「お世話する」→「自分の分身として、華やかな世界を楽しむ」
ガラリと変わった様子が上手に描かれていました。

キラキラしたバービー（女性中心）のバービーランド。
色んなタイプのバービー（服・職業）がいるように、
ボーイフレンドのケンも多種多様(笑)
ホワイトハウスがピンクハウスになり大統領もバービー。

キラキラした内容のまま最後までいくのかと思いきや！

そんなバービーが、ある日突然ネガティブな感情になり、その原因を知るために人間界へ。
バービーは、マテル社にたどり着きました。
マテル社は、バービーを製造してる会社。
なのに役員や重要ポストは、みんな男性。
バービーランドで起きている楽しくてキラキラしてる様子とはかけ離れた日常を送る人間たちを見ていろんな事を感じ取り、その後もワチャワチャ色んな事が・・。

この映画は、コメディ要素と社会風刺とフェミニズムが織り交ぜてあり、こどもが観ても楽しめますが、大人が観ると考えさせられるテーマが多く、思ってた以上に骨太な映画でした。
ベトナムでは公開禁止となり「南シナ海の地図」の九段線問題などありますが、、。
この件をもう少し考慮していたら、アメリカだけでなくアジアでもっとヒットしていたんじゃないかなと思います。。
バービーで遊んだことのある人も無い人も男性も、1度は見て欲しい映画です。